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ファイナルファンタジー11
ゲーム ファイナルファンタジー11 プロローグ
~プロローグ~



かつて、この地に華やかで美しい都市があった
ザフムルグの真珠――タブナジア侯国

いまをさかのぼること数十年。
クォン大陸の西方辺境を治めるタブナジア侯国は
海運による経済力を背景に、侯爵アルテドールのもとで繁栄の絶頂を迎えていた。
その華やかな街並みから「ザフムルグの真珠」と形容される侯都には、
多くの商船が出入りし、街路は世界各地から集まる商品で溢れていた。
民は侯爵を信頼し、侯爵は優れた政治手腕でそれに応えていた。
誰もが、さらなる国家の発展と繁栄を疑わなかった。

「闇の王」率いる獣人軍の一斉蜂起が起こり、
やがてヴァナ・ディール全土を巻き込む戦いに発展しても
人々は絶望することなく、戦火の中で力強く生きていた。
戦いの日々も、いつかは終わる。
たとえ失うものがあっても、希望だけは決して無くすものか――。
誇り高きタブナジアの民は、そう思っていたのかもしれない。
しかし、戦いの終わりは予想もしない形で訪れた。

天晶歴863年、獣人軍のタブナジア包囲
そして運命の夜、獣人軍の総攻撃によって侯部は陥落してしまう――

深夜、大地を埋め尽くす圧倒的な兵力の獣人軍が、
侯都タブナジアに総攻撃を開始。
守備隊による必死の反撃も空しく、城門を突破されてしまう。
そこから先は、まさにこの世の地獄だった。
人間は老若男女の別なく徹底的に殺され、
建物は破壊され、あるいは燃やされた。
――やがて悪夢の一夜が明け、
わずかに丘に逃げのびた人々は、侯都を見下ろして絶望した。
「ザフムルグの真珠」と謌われた都は、一夜にして失われたのである。

都を失い、完全に滅びたかと思われたタブナジア
だが、一部の人々は希望を捨てずに生き延びていた

この戦いで獣人軍が使用した兵器により、
半島であったタブナジアは大陸から分断され、群島となる。
そして、「タブナジア侯国」の名前は地図上から消えた。
侯国は、忌まわしき記憶の中にのみ留められる存在となったのである。
――しかし、タブナジアは完全に滅びたわけではなかった。
惨劇の夜、タブナジア大聖堂に逃げ込んだ一部の人々は、
枢帰郷の導きにより地下を新たな住処として生き延びていたのだ。

そして時は時は過ぎ、タブナジアに新たな風が吹き始める

今、大いなる力に導かれるかのようにして
1人の冒険者がタブナジアの大地に降り立とうとしている。
その存在は、この地に風を吹き込むことになるだろう。
滅亡から20年、世界を蝕みつつある「虚ろ」の拡大と時を同じくして、
再び歴史の表舞台にその姿を現したタブナジア。
このことは、いったい何を意味するのだろうか。
そして、冒険者は何を目撃するのだろうか。
忘れられた地で、壮大な物語の幕が静かに上がる。


すべては、ここから始まった。


かつて、この地に華やかで美しい都市があった
ザフムルグの真珠――タブナジア侯国

いまをさかのぼること数十年。
クォン大陸の西方辺境を治めるタブナジア侯国は
海運による経済力を背景に、侯爵アルテドールのもとで繁栄の絶頂を迎えていた。
その華やかな街並みから「ザフムルグの真珠」と形容される侯都には、
多くの商船が出入りし、街路は世界各地から集まる商品で溢れていた。
民は侯爵を信頼し、侯爵は優れた政治手腕でそれに応えていた。
誰もが、さらなる国家の発展と繁栄を疑わなかった。

「闇の王」率いる獣人軍の一斉蜂起が起こり、
やがてヴァナ・ディール全土を巻き込む戦いに発展しても
人々は絶望することなく、戦火の中で力強く生きていた。
戦いの日々も、いつかは終わる。
たとえ失うものがあっても、希望だけは決して無くすものか――。
誇り高きタブナジアの民は、そう思っていたのかもしれない。
しかし、戦いの終わりは予想もしない形で訪れた。

天晶歴863年、獣人軍のタブナジア包囲
そして運命の夜、獣人軍の総攻撃によって侯部は陥落してしまう――

深夜、大地を埋め尽くす圧倒的な兵力の獣人軍が、
侯都タブナジアに総攻撃を開始。
守備隊による必死の反撃も空しく、城門を突破されてしまう。
そこから先は、まさにこの世の地獄だった。
人間は老若男女の別なく徹底的に殺され、
建物は破壊され、あるいは燃やされた。
――やがて悪夢の一夜が明け、
わずかに丘に逃げのびた人々は、侯都を見下ろして絶望した。
「ザフムルグの真珠」と謌われた都は、一夜にして失われたのである。

都を失い、完全に滅びたかと思われたタブナジア
だが、一部の人々は希望を捨てずに生き延びていた

この戦いで獣人軍が使用した兵器により、
半島であったタブナジアは大陸から分断され、群島となる。
そして、「タブナジア侯国」の名前は地図上から消えた。
侯国は、忌まわしき記憶の中にのみ留められる存在となったのである。
――しかし、タブナジアは完全に滅びたわけではなかった。
惨劇の夜、タブナジア大聖堂に逃げ込んだ一部の人々は、
枢帰郷の導きにより地下を新たな住処として生き延びていたのだ。

そして時は時は過ぎ、タブナジアに新たな風が吹き始める

今、大いなる力に導かれるかのようにして
1人の冒険者がタブナジアの大地に降り立とうとしている。
その存在は、この地に風を吹き込むことになるだろう。
滅亡から20年、世界を蝕みつつある「虚ろ」の拡大と時を同じくして、
再び歴史の表舞台にその姿を現したタブナジア。
このことは、いったい何を意味するのだろうか。
そして、冒険者は何を目撃するのだろうか。
忘れられた地で、壮大な物語の幕が静かに上がる。


すべては、ここから始まった。
情報提供元:FF攻略の理

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